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2010年12月08日 up 終了しました。ご参加ありがとうございました。

第14回市民講座「やめられない、とまらないがん検診 Part2 乳がんと検診の危うい関係」

 放射線被ばくを伴う集団がん検診には乳がん(マンモグラフィー)、胃がん、肺がん検診があります。集団検診の目的は早期発見・早期治療によって死亡率を下げ、寿命を延ばすことだと信じられています。しかし、これまでの調査では寿命が延びたという証拠はありません。また、検診を受けることによる不利益は被ばくの危険性以外にもたくさんあることをご存知でしょうか?がん患者支援団体のメンバーが明らかにするピンクリボンキャンペーンの実態を知って考えましょう。


 ☆「エーッ!検査で被ばく?!医療被ばく問題入門篇」  崎山比早子
 ☆がん検診で減るか?がん死率             瀬川嘉之
 ☆ピンクリボンよ、どこへ行く  NPO法人HOPEプロジェクト理事長 桜井なおみ
                 KMaCSプロジェクト代表 寺田真由美


日 時: 2011年1月22日(土) 13時30分から17時00分(開場13時00分)
会 場: カタログハウス・セミナーホール
     東京都渋谷区代々木2-12-2(JR新宿駅南口7分)
主 催: 高木学校
参加費: 一般1000円(事前振込700円) 学生800円(事前振込500円)
申 込: 会場の都合もありますので、参加ご希望の方は、
     郵便、ファックス、Eメールで高木学校事務局まで事前にお申し込みください。
     ※事前振込の方は、下記に料金をお振込みください。
     郵便振替 00150ー8ー28425 加入者名 高木学校

※チラシ(PDF/295kb)のダウンロードは、こちらから

プログラム:

☆「エーッ!検査で被ばく?!医療被ばく問題入門編」 崎山比早子+寸劇部

 乳がん、胃がん、肺がんの検診は放射線被ばくを伴います。一回一回の検査で使われる線量は少なくても、被ばくの危険性は蓄積します。自分の健康を守るためには「測るだけダイエット」のように線量を記録し、ムダな検査を受けないようにすることが大切です。放射線の危険性を知りたい方のために、基礎をやさしく解説します。


☆がん検診で減るか?がん死率 瀬川嘉之

 日本政府のがん対策は早期発見・早期治療を旗印に検診受診率を50%に引き上げる目標をかかげています。受診率が上がれば死亡率は下がるのでしょうか?都道府県ごとの乳がん、胃がん、肺がんについて調べた結果、受診率と死亡率に相関がないことがわかりました。検診受診率が上がっても、がんの死亡率は変化しないのです。


☆ピンクリボンよ、どこへ行く 桜井なおみ・寺田真由美

 “ピンクのライトで街中を染めましょう!”日本でピンクリボンキャンペーンがはじまって、約10年が経ちました。 でも、この十年間で、何が変わったでしょうか?死亡率は減りましたか? 日米のピンクリボンキャンペーンの違いを整理し、患者が願う「筋が通った、これからのピンクリボン活動」について提言をします。



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