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イベント

2015年12月10日 up 終了しました。ご参加ありがとうございました。

高木学校カフェ 第6回 医問研カフェ
「健康を守るために必要なこと − 原発事故後5年、甲状腺検査から考える」

話題提供:奥村晶子(高木学校 医療被ばく問題研究グループ)

 2015年8月、福島県県民健康調査検討委員会では「福島県の子どもたち137人に甲状腺がんまたはその疑いあり」という最新の状況を公表しました。福島県は「甲状腺がんの罹患統計から推定される有病数に比べて数十倍のオーダーで多い」として多発を認めています。しかしその理由を「スクリーニングの結果による過剰診断」だとして、「放射線による影響は考えにくい」という姿勢は変えません。健康調査において、検査対象年齢、対象地域を広げることや甲状腺がん以外の検査が望まれる一方、福島県では甲状腺検査受診率が低下しています。  原発事故で被害にあった人々への放射線対策や医療支援に、健康調査は生かされているのでしょうか。当事者が声をあげ、政府の健康対策を動かしていく、その実現のために私たちは何をすべきでしょうか。健康を守るために必要なことについて、ご一緒に考えていきましょう。


★「カフェ」でめざすこと:「カフェ」では自由に<話す←→聞く>ことができます。かつてカフェは市民が、平等な立場で、討論をすることによって、世論をつくり出してゆく場所という役割を果たしていました。わたしたちも、参加者が立場や肩書を超えて遠慮なく話せる場所、深く対話できる場所を提供したいと思います。(進行:山田)

☆医問研とは:医療被ばく問題研究グループの略称です。医療被ばく問題研究グループは、医学・生物学の知見を学びながら、被ばく線量の記録手帳や医療被ばく問題を解説した冊子の頒布、出前講座などを行う一方、市民の声を聞き、学会、業界、行政に働きかけます。


日 時: 2015年12月19日(土) 10時00分から12時30分(予定)

場 所: 新宿区環境学習情報センター(2階)
     東京都新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園 エコギャラリー新宿内
     地図は、こちらから
      ●新宿駅西口 徒歩15分
      ●バス 新宿駅西口ターミナル17番乗り場
       ■京王バス 宿32・宿33「十二社(じゅうにそう)池の下」下車
      ●大江戸線「都庁前」駅A5番より徒歩5分
      ●丸の内線「西新宿」駅2番より徒歩10分

主 催: 高木学校(企画:カフェ企画会)

資料代: 100円

申 込: 事前申込みは不要です。直接会場へお越し下さい。

問合せ: 高木学校事務局 takasas[あ]ja.main.jp
     ※メールアドレスの[あ]を半角の@に置き換えて下さい。

※チラシ(PDF/406.7kb)のダウンロードは、こちらから


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