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2016年11月25日 up New !

高木学校カフェ 第12回 くらしカフェ
「平和憲法はなぜ大切か
   − 石田憲 『敗戦から憲法へ』を手掛かりにして (2) −」

話題提供:石田 憲(千葉大学 法政経学部教授)

 日本、ドイツ、イタリアの三国において、戦前の体制を克服すべく形成された三つの憲法。比較国際政治史の観点で見れば、敗戦と同時に始まった三国の制憲過程には戦前の体制(超国家主義・ナチズム・ファシズム)からの断絶性と連続性という二つの共通項があります。
 しかしそれぞれの制憲過程を経て生み出されたのは、異なる根幹理念(日「平和主義」・独「基本権」・伊「社会権」)を掲げた憲法でした。なぜこれらの理念は生まれたのか、日独伊で異なる理念が生み出されたのはなぜか。 敗戦当時に立ち戻り、政治史や国際政治の観点から、比較の視点で読み解くと、「平和憲法」と呼ばれる日本の憲法の特徴がより際立って見えてきます。
 今回は著者で政治学者の石田憲先生をお招きします。憲法改正の議論の声が高まる今だからこそ、平和憲法のもつ意味を改めて考えてみませんか?(全3回の2回目) 

 次回、最終回では、本書及びそれまでの議論を手掛かりに、フリー・トークを行います。


★「カフェ」でめざすこと:「カフェ」では自由に<話す←→聞く>ことができます。かつてカフェは市民が、平等な立場で、討論をすることによって、世論をつくり出してゆく場所という役割を果たしていました。わたしたちも、参加者が立場や肩書を超えて遠慮なく話せる場所、深く対話できる場所を提供したいと思います。(進行:山田)


日 時: 2016年12月17日(土) 10時10分 から 12時40分(予定)

場 所: 新宿区環境学習情報センター(2階)
     東京都新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園 エコギャラリー新宿内
     地図は、こちらから
      ●新宿駅西口 徒歩15分
      ●バス 新宿駅西口ターミナル17番乗り場
       ■京王バス 宿32・宿33「十二社(じゅうにそう)池の下」下車
      ●大江戸線「都庁前」駅A5番より徒歩5分
      ●丸の内線「西新宿」駅2番より徒歩10分

主 催: 高木学校(カフェ企画会)

資料代: 200円

申 込: 事前申込みは不要です。直接会場へお越し下さい。

問合せ: 高木学校事務局 takasas[あ]ja.main.jp
     ※メールアドレスの[あ]を半角の@に置き換えて下さい。

※チラシ(PDF/199kb)のダウンロードは、こちらから


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