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イベント

2019年9月29日 up  終了しました。ご参加ありがとうございました。

高木学校 第22回市民講座
「常態化する“緊急時”低線量被ばく対策」

 放射線被ばくは、すべてのいのちに関わる問題です。ところが被ばくを危惧する声を抑えて、福島では20ミリシーベルト帰還政策が強行されています。その政策を後押しするように、ICRP(国際放射線防護委員会)勧告が改訂されようとしています。また日本学術会議では、子どもに被ばくを強いるような「報告」を出しました。

 ICRP勧告の改訂草案、原発事故避難者訴訟、日本学術会議報告における問題点と専門家の姿勢について報告します。だれもが被ばくを強要されることなく暮らしていくために、どうすればいいか、みなさんと話し合いたいと思います。


日 時: 2019年10月14日(月・祝) 13時30分 から 17時00分(開場13時00分)

会 場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟401室
     東京都渋谷区代々木神園町3-1
     地図は、こちらから
      ●小田急線「参宮橋」駅(新宿から各停3分)下車 徒歩約7分

主 催: 高木学校

資料代: 1,000円 ※資料代は当日受付にてお願いします。

申 込: 参加ご希望の方は、お名前、連絡先、を明記の上、郵便、FAX、Eメールで、
     高木学校事務局へ事前にお申し込みください。
     また、Web申込みフォームからもお申し込みいただけます。

★Web申込みフォームからもお申し込みいただけます。
 → 第22回市民講座 参加申込みフォーム

※チラシ(PDF/516.1kb)のダウンロードは、こちらから
※ご注意:市民講座に関するご連絡は高木学校事務局にお願いします。


プログラム:

< 13時30分 から 16時00分 >
【講演1】ICRP原発事故における放射線防護についての勧告改訂について
                   瀬川嘉之(医療被ばく問題研究グループ)

 ICRP(国際放射線防護委員会)は原子力事故における放射線防護の勧告を改訂しようとしています。被ばくの押し付けにいかに対抗していったらよいのでしょうか。


【講演2】避難者賠償訴訟を巡って - 放射線影響のメカニズムと疫学
                   崎山比早子(医療被ばく問題研究グループ)

 福島県の県民健康調査検討委員会では「甲状腺検査で発見された甲状腺がんと被ばくとの関連は認められない」としています。裁判における国側意見書には「100ミリシーベルト以下のリスクは不明」とあります。これら専門家の姿勢を問いただしていきます。


【講演3】学術会議報告への要請経過報告 - 専門家は何をしてきたか
                   奥村晶子(医療被ばく問題研究グループ)

 日本学術会議では「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題―現在の科学的知見を福島で生かすために―」という「報告」を、来年度にはより政策影響力の大きい「提言」の形で公表するとしています。被ばくの強要を避けるためには、市民の結集が必要です。

< 16時00分 から 17時00分 >
【意見交換】



第22回市民講座チラシ


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