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高木学校の活動

 高木学校のメンバーは20代から70代の幅広い年齢層の人々で構成されています。文系・理系の様々な専門分野の学生、研究者、市民運動に関わる人、主婦、定年を迎えた技術者など、多種多様です。メンバーはいくつかのテーマ別のグループを作り、調査・研究・発表などの活動をすすめる中から、問題を発掘し、市民の立場にたった具体的な解決を模索しています。研究成果は「市民講座」や出前講座、報告集やブックレットの出版、隔月で発行される「高木学校通信」、ホームページ等を通じて、市民との共有化がはかられます。さらにつきに一度、多様な分野の専門家を招き、最新の知見を学ぶ「月例勉強会」も実施しています。


プロジェクトグループ

医療被ばく問題研究グループ

 世界でも突出して多い日本の医療被ばくを低減するため、医学・生物学の知見を学びながら、被ばく線量の記録手帳や医療被ばく問題を解説した冊子の頒布、出前講座などをおこなう一方、被ばくする市民の声を聞き、学会、業界、行政にはたらきかけます。

原子力問題研究グループ

 放射線の人体や環境に与える影響やその防護について学んでいます。原子力を取り巻くさまざまな問題を次世代にどう伝えていくか、「原子力教育を考える会」と連携した活動もおこなっています。

化学物質問題研究グループ

 市民の視点でダイオキシン、環境ホルモンなど氾濫する化学物質がもたらす問題にとりくみ、工場見学などを通して科学技術のあり方を問い直しています。

リサイクル班

 身のまわりから出るプラスチックごみやコンクリートの廃材など、私たちの生活と関わりの深いものをとりあげ、リサイクルの現実と課題を現場の調査を重ねて明らかにし、ごみの少ない社会を実現するための方策を探ります。

くらしの中からかえるプロジェクト

 一人一人の生活の見直しや政策を人任せにしない市民の存在が不可欠な問題(環境・社会の問題)は数多い。疑問を感じた人が、必要な時に、必要なことを学びながら行う活動に学びつつ、草の根からの、当事者による問題発見と、それを生かした政策提言の実現のために、基礎となる調査・研究を行っている。

寸劇部・話し方教室

 話の内容が良くても、相手にわかる「言い方」でなければ、伝わりにくく、もったいない。「人の心を掴む」表現技法を磨き、寸劇上演。サポートの会キャプテン・林洋子が指導。


市民講座

 高木学校メンバーが中心となって、手作りの連続講座を開催しています。現代の科学技術が引き起こす問題を理解し、解決を探るために、広い範囲の基礎知識を提供し、議論します。参加者との双方向のやり取りによって、メンバー自身が学ぶことも一つの目的です。
 また、高木学校のメンバーとして共に活動していく人を、参加者の中から募っていく機会にもなっています。


月例勉強会

 月に一度、多様な分野の専門家を招いての勉強会を実施。内容によっては一般のご参加も可能です。


高木学校通信

 各種イベントのご案内や報告、活動の記録などを載せた高木学校の機関紙。メンバー向け会報紙でしたが、現在は一般販売(100円)も行っています。基本的にB5版8ページにて、年6回発行。

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